研修や試験合格までを紹介!「認定スクラムマスター」資格取得!

こんにちは!Yutoです。
掲題の通り、認定スクラムマスター(CSM)という資格を取ったので紹介します。
プロジェクトマネジメント系の資格です。
2019年の役立つ(稼げる)IT資格としてランキング上位にランクインしたそうです。

目次の最初は、ご存じの方は飛ばしていただいて問題ありません。

スクラムを学ぶ上で知っておくべき開発手法

スクラムを説明するうえで、開発手法について少し触れていきます。
よく耳にするところで、「ウォーターフォール開発」「アジャイル開発」という開発手法があると思います。

ウォーターフォール開発は古い?

まさに川の流れを表すような開発です。
上流工程~下流工程とあり、上から下に行くにつれて泥臭い仕事になっていきます。
上流工程では、ユーザと開発するプロダクトの要件定義をし、開発に向けて設計します。
下流工程では、実際に製造(プログラミング等)して品質テストを実施し、リリースし運用します。

運用の中では、リリースしたシステムの改善点・追加要件についてまた上流工程~下流工程まで実施していきます。
要するに、このライフサイクルの繰り返しになります。

そしておそらく、ほとんどの企業がこのリスキーな開発手法によってシステムベンダーと契約します。

アジャイル開発とウォーターフォール開発の違い

ウォーターフォールに比べてモダンな開発手法であるアジャイル開発は、インクリメンタルな開発です。
短いスパン小さなライフサイクル小規模のチームで回します。プロダクトに対してインクリメントし、価値を最大限に創出する開発手法です。

「完成品がレベル10の製品」を作るとして

ウォーターフォールでは、最初の要件定義でレベル10の製品の機能やスコープの’全て’を定義します。
そして長期の開発期間により、考慮が漏れていた場合や時代の潮流の変化が生じた際に必要な追加開発では、費用や揉め事が発生する可能性があります。

アジャイルでは、まずは1レベル目を達成するために動きます。プロトタイプを検査して評価します。そして次のレベルへカウントアップしていきます。アジャイルは時代や要件の変化への適応能力が高く、リスクが低く、品質がユーザに適した姿になりやすいというイメージをもっていただければと思います。

スクラムって結局何?

僕なりの解釈はこうです。
 —アジャイル開発を体系化したもの。
’体系化’には究極的に深い論理が含まれています。方法論ではなくフレームワークを提供しているだけです。
システム開発だけではなく、すべてのプロダクトの開発行為に当てはめることができます。
具体的にスクラム開発の方法を説明すると、(これは飽くまで方法。)
長期間一緒に活動することが前提の小さなチーム(3~9人)で、細かく開発をします。チームの構成は、プロダクトオーナーとスクラムマスターと開発チームで、一回の開発期間は長くても1か月(1スプリント)ほどです。
 
ここからが大切です。
スクラムでは何よりも経験的プロセス自己組織化という考え方を大切にします。
スクラムというフレームワークにプロダクト開発を当てはめると、これらを得ることができて、プロダクトの価値を最大化することができます。
経験的プロセス
小さなチームで、何度も開発行為をスクラムの枠組みで実施し、成功・失敗を経験します。それらが次の、このチームの開発の際の指標になります。
自己組織化
外からの邪魔をうけず自分たちで最善の方法や解決策を見出せる能力です。そして、チームはクロスファンクショナルであり、横断的なスキルと知識を持っています。

スクラムマスター認定資格(CSM)をもっているとどうなるか。

スクラムチームはプロダクトオーナー、スクラムマスター、開発チームで構成されると上述いたしましたが、今回取得した資格は、その中でもスクラムマスター役割に関する資格です。

スクラムマスターは開発チームが最善のプロダクトを創出できるために、スクラムチームのマネジメントをします。

・開発チームに足りないスキルを外から仕入れたり
・開発チームの様々な阻害要因を取り除いたり
・プロダクトオーナーと交渉したり

アジャイル(スクラム)におけるマネジメントをする人がスクラムマスターです。
ちなみに資格はこんな感じです。

※本名やIDが入っていますので一部マスクをしています。

資格を取る必要があるの?と言われればわかりませんが、スクラムの考え方は非常に有用なものです。本などでそのマインドに触れるだけでもよいでしょう。研修に行くとしても、スクラムについての知識はつけた方がよいと思います。

CSM取得までの試験と研修について

資格試験の概要とおすすめの参考書

特に普通の資格試験と大差ありません。研修を受けて、勉強してテストを受けました。勉強はスクラムガイドブックという公式の資料や研修で使ったテキストです。

基本的な内容を押さえる分には、スクラムガイドブックで問題ありません。

合格を目指す場合は、スクラムガイドブックだけでは厳しいと思いました。

なぜなら「スクラム」の”考え方”を理解しているかどうかを問う試験だったからです。
こういうときはどうする?といった解決策等を問われるイメージです。

勉強には、参考書を用いてスクラムへの理解を深めるのも得策だと思います。
本を読むことは、試験合格だけではなく今後の現場での活用にも役立つことが期待できます。

研修はハードだったが印象的で実りある内容

2日間受けた研修がとても印象的だったので少し内容を書いてみます。

かなりハードでした。講師の方はアメリカ人で勿論英語での研修でした。(通訳がいたので助かりました。)
最初に少しスクラムに対する講師の考え方を刷り込まれたら、そのあとはひたすらスクラムチームで実習です。

研修の最後には、最初はお互い見ず知らずで組んだグループでしたが、一つのチームになっていたように感じました。

二日間にわたる実習は連続的に続き、最後にはチームの生産効率で順位が出たのですが、僕のチームは2位でした。

講師の方が実習が始まる前に、
「この研修で優勝するチームを紙に書いたので、すべてがおわったら優勝したチームが紙を開けてみてください。」と言っていました。

実際に優勝したチームが紙を開けました。(当たっていました。)

そのチームはクラスで唯一女性が2人いました。
グループを組む時に、「女性2人は同じチームでお願いします。」との指示があり、疑問に思っていました。

先生が一人一人を分析する前に、優勝するチームを当てた理由は、チームに女性がいたからだそうです。講師曰く、99%の確率で優勝するチームは当たるとのことでした。

少人数でチームを組む際には、多様性が圧倒的優位に立つというのを目の当たりにしました。うまく言葉にはできないけれど、わかる気がします。
スクラムのコミュニティではこのような統計なども集めているようです。

本当に、価値のある研修だったと思っています。

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