『MDR-CD900ST』SONYが生んだ世界標準モニターヘッドフォンをレビュー

世界標準機のモニターヘッドフォンについて書いていきたいと思います。

今更、MDR-CD900STの記事を書こうと思ったきっかけは、最近SHUREのSRH440を使っていて不満を感じてないからです。
むしろ、MDR-CD900STを差し置いてメインになりつつあります。

そこで、再度MDR-CD900ST魅力について整理しておこうと思い立ちました。

MDR-CD900STの概要

MDR-CD900STとは?

モニターヘッドフォンです。音をモニタリングするための機材になります。
モニタリングを最適化するために、優れた音の分解能を持っています。

つまり、そのままの、ありのままの音を聞くことが可能になっています。
例えば、音の輪郭と定位、リバーブの広がり感などの微妙な違いを捉えることができます。

インピーダンス63Ω
再生周波数帯域5~30,000Hz
感度106db
プラグ形状ステレオ標準プラグ
ケーブル2.5mストレート
重量200g

外観の写真

非常にシンプルです。重さも軽く、締め付けもあまりなく最高です。
物好きな人は、結構改造とかしているみたいです。
ケーブル変えたり、中いじったり…

耐久性について

プロ機材ならではの無骨な感じの見た目から想像できるように、耐久性は抜群です。
僕も、買ってから7年くらいたっていますが問題なく使えています。

それでも、イヤーパッドは流石に経年劣化してしまいました。
しかし、これだけ有名な機材だとイヤーパッド程度なら交換品がすぐ手に入ります。

実際に交換して使ってます。

みんながMDR-CD900STを使用するのには理由がある。

↑最近流行っているTHE FIRST TAKEなんかでも、付けてる人多いので見たことある人も多いのではないでしょうか。

以下引用しますが、これにつきるのです。

“アーティストはこの音で聞く”

世界の最先端技術を誇るソニーと、音創りを熟知するソニー・ミュージックスタジオが共同開発した完全プロフェッショナル仕様のモニターヘッドホン、それがMDR-CD900STです。原音をそのまま再現する音質、研ぎ澄まされた輪郭と音像。1989年の発売以来、数多くのレコーディングスタジオで愛用されている事実が、高い評価と信頼を証明しています。

引用:ソニー公式ページ

結局何が言いたいのかというと、

とにかく原音を忠実に再現可能

いい意味でも、悪い意味でも原音に忠実です。
後ほど触れますが、リスニング用には向きません。

プロアマ問わず皆が使っているという優位性

「みんなが使う理由=みんなが使っているから」は変なのですが…。
もう少し詳しく説明します。

音楽制作において重要なのは、単純に言えば曲を完成させることになります。
その一曲を作成するプロセスの中で、

ギタリストがSHUREのヘッドフォン使ってモニタリングして…
ベーシストがゼンハイザーのヘッドフォン使って…

という風にやっていたら、それぞれ聞こえ方が違います。

最後に出来上がったときに、ミックスやマスタリングする人がMDR-CD900STを使っていたら、ギタリストが聴いたギターの音と違う!なんてことが起こりえます。

そういった複数人での楽曲作成の現場では、標準機種が必要になってきます。

DTMの個人作業における必要性

この見出しでは、もちろん必要ないと言う気はさらさらありません。
むしろ数々の音楽を生み出した実績を持っているMDR-CD900STをつかった方が、感覚的部分としては、安心感があると思います。

僕は、冒頭でも書いたように最近はSHUREのモニターヘッドフォンにハマっています。
MDR-CD900STを使うこともありますが…。

個人製作においては、ある程度しっかりしたモニターヘッドフォンであれば何使っても大丈夫だと思います。

むしろ、聴き心地や付け心地など、モチベーションにつながる部分を重視して、MDR-CD900ST以外の選択も全然有りだと思います。
(ただ、持っておいた方がいいです…)

リスニング用として普段使い可能か

これは、厳しいです。
というより、普通の楽曲をこのヘッドフォンで聴くのはやめた方がいいと思います。
一時期、大学生の頃、このへッドフォンをiPhoneやウォークマンにつないで聞いていましたが、耳がおかしくなりかけた経験があります。

というのも、MDR-CD900STに慣れてしまうと、普通のイヤホンで音楽を聴いた際大きな違和感を感じるようになります。
(高音が聞こえなくて、低音がでかすぎるなど)

モニターヘッドフォンと普通のヘッドフォンの違いは、単純に言えば音の解像度です。
リスニング用の普通のヘッドフォンは、メーカー(BOSE等)によって最適な再生をするようにセッティングされています。(低音は強めで…高音はまろやかで等etc)

あと、デフォルトのインターフェースが標準プラグなので、ミニプラグ変換が必要です。(かなり使いずらいし、オーディオ機器から抜けやすいです。)

まとめ:CD900STはこんな人におすすめ

最後に、買うべきか?という疑問に対して参考になればと思います。

  • 複数人で音楽制作をする。
  • 実績のあるモニターヘッドフォンが欲しい。
  • とにかく原音を忠実に再現したい。
  • 他に気になるモニターヘッドフォンがない。
  • リスニング用として普段使いしない。

以上になります。

ちなみに、僕が現在愛用しているモニターヘッドフォンはこちらです。
迷っていたら参考にしてみてください!

※MDR-CD900STも持っているので、複数人作業の際は使いませんが!

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