レンズ一本で完結させたい人へ。「SEL1670Z」レビュー 【α6000シリーズ/Eマウント】

感動するレンズと出会えたので、作例を通してレビューしていきたいと思います。

本記事が、こんな方にの参考になれば幸いです。

  • APS-CのEマウントレンズを探している方
  • ズームレンズを探している方
  • SEL1670Zの購入を悩んでいる方
  • カールツァイスのレンズに興味がある方

SEL1670Zの基本スペック

スペックから紹介していきます。
既にご存じでしたら、読み飛ばしていただいて問題ありません。

・高コントラストで抜けの良い優れた描写性能を維持しながら小型化を実現した、待望のツァイス標準ズームレンズ
・最新の光学設計とツァイスのノウハウが融合した高性能標準ズームレンズ
・持ち歩きやすいコンパクトなボディで幅広い撮影シーンに対応
・ズーム全域で使い勝手の良い開放F値4を実現
・光学式手ブレ補正機構内蔵で、暗いシーンもノイズを抑えて撮影可能

    引用:ソニーストア公式ページ

簡単なスペック表です。

製品名:Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS
型名:SEL1670Z
マウント:Eマウント
焦点距離:16-70mm(35mm換算で24-105mm)
F値:4-22 (4通しで使用可能)
フィルター径:55mm
フォーマット:ASP-C専用
手振れ補正レンズ内手振れ補正有
重さ:300g程度
付属フード:花形バヨネット

見出しごとのアイキャッチ画像は全てSEL1670Zをα6600につけたものです。
外観の参考にしていただければと思います。
高級感のある見た目も撮影のモチベーションを上げてくれます。

ちなみに、レンズフィルターはKenkoの55mmを付けてます。

基本スペックで良いと思った点

  1. 焦点距離
    ⇒広角から中望遠まで撮影可能。
  2. F値
    ⇒ズーム時も4で撮影可能。
  3. 手振れ補正
    ⇒α6500とα6600以外は本体に手振れ補正がない。

次に、このレンズが1本でなんでもこなせる理由について説明していきます。

SEL1670Zはレンズ1本で完結する

一本で完結する理由は以下の通りです。
焦点距離は35mm換算

  • 広角(24mm)での壮観な風景の撮影。
  • 標準(35~50mm)での自然な風景の撮影。
  • 中望遠(105mm)まで対応。
  • F値4通しと中望遠の焦点距離で物撮りも映える。
  • 手振れ補正で夜景に強い。
  • カールツァイスレンズの描画力は逆光にも強い。

ズーム幅が広い上に、全ズーム領域で同一のF値を維持できるため、大変取り回しが良いレンズとなっています。
24mmのF11でのシャープな広角風景画、105mmのF値4での物撮りなど、1本でこなせる範囲が広いです。
また、手振れ補正もついているため、本体に手ぶれ機能が付いていない場合は役に立ちます。

肝心の描画力ですが、、「カールツァイスレンズ」であり、本当に素晴らしい描画力であると思います。
APS-Cにおいて、SEL1670Zはカールツァイス唯一ズームレンズです。

実際に撮影した作例を載せていきます。

作例①:SEL1670Zで撮る物撮りスナップ

逆光と花

作例②:SEL1670Zで撮る風景スナップ

階調表現

SEL1670Zはこんな人におすすめ!

こんな人におすすめです。

  • レンズを1本しか持ち歩きたくない人
  • カールツァイスのレンズの描画力が欲しい人
  • 広角から中望遠まで、幅広い画角を楽しみたい人

とりあえずカメラを持っていくなら、このレンズ一択になっているくらい気に入っています。

デメリットとして、価格が高いことが挙がるかもしれませんが、16-70の画角と、F値4通し、このレンズ一本で約三本分のレンズの役割という考え方であれば妥当かと思います。

外出自粛期間を乗り越えたら、沢山風景を撮りに行きたいです。