【焦点距離別】おすすめEマウント単焦点レンズ紹介(APS-C/α6000シリーズ)

筆者は、APS-Cモデルのα6600やα6000で撮影することが多いです。
レンズを何本も買うほど、カメラに割ける予算がなかったので、単焦点レンズ選びにはとても苦労しました。

同じような悩みを抱える方の参考になればと思い記事を執筆します。

本記事はこんな方向けに書いてます。

  • Eマウントの単焦点レンズを探している人
  • どの焦点距離がいいか迷っている人
  • 自分の撮影スタイルに最適なレンズを見つけたい人

単焦点レンズの特徴と選び方

単焦点レンズの特徴

なぜか欲しくなる単焦点レンズ。

単焦点レンズは「価格がそこまで高くない」という特徴があります。

ズームレンズのように画角や焦点距離が変えられません。その反面、レンズ自体の構造がシンプルになっています。
よって、低価格で「開放F値が低い」レンズが手に入ります。

「開放F値が低い」ことは、一眼好きにはたまらない「ボケ」を得られるということにつながります。
どれだけボケるかは、’F値’とレンズ’焦点距離’と’最短撮影距離’で決まります。
(覚えておくと思い通りのボケが得られるかもしれません。)

単焦点レンズの特徴まとめ

・コスパがいい
・開放F値が低い
・ズームできない
 (画角が固定)

目的別:焦点距離の選び方

単焦点レンズを購入する目的はなんでしょう?

物撮りやポートレートで綺麗なボケを得たいと思って単焦点レンズを探すも、24mmや35mmはたまた50mm、どれを選べばいいんだろう?という疑問が生まれると思います。

以下目的別に表にしました。どれを買えばいいかの参考にしてみてください。

焦点距離
(35mm換算)

物撮りポートレート
(人、動物等)
風景撮り概要や特徴
16mm(24mm)かなり広角よりの画角になります。
寄った物撮りやポートレート撮影は難しいかもしれません。
ポートレートは広角を生かして撮る技術が必要となります。
24mm(36mm)広角から標準あたりの画角です。
かなりバランスのいい画角で撮れます。本記事で紹介するSEL24F18Zは、最短撮影距離が短いので物撮りやポートレートも◎です。
30mm(45mm)標準的な画角です。
これもなかなかバランスがいいです。風景撮りは若干難しいですが、技術でカバーできる範囲です。
また、24mmが無難な画角なのに比べ、味のある画角だと思います。
35mm(52.5mm)中望遠程度の画角です。
物撮りに特化している画角になっています。風景の全貌を撮るのはなかなか難しいです。
50mm(75mm)35mmより更に中望遠です。
物撮りや背景を完全にぼかしたポートレート等に、特化している画角になっています。
風景は撮りたい箇所を切り取るようなイメージになると思います。

APS-C機でのレンズ選びの際は、必ず「35mm換算」を理解しておきましょう。
撮影できる焦点距離は、商品名についている焦点距離ではなく、35mm換算したものとなります。
(この辺まとめている記事はこちら←興味ある方は是非

では、以降よりそれぞれ表で示した焦点距離の順番におすすめレンズを紹介していきます。

【16mm】SIGMA DC DN Contemporary 16mm F1.4

焦点距離16mm(24mm)
F値F1.4~F16
最短撮影距離25cm
フィルター径67mm
重さ405g

F値1.4が特徴の非常に明るいレンズです。そして、35mm換算で24mmなので、広角な撮影も可能となっています。
単焦点レンズで物撮りやポートレートだけでなく、風景も綺麗にこなしたいという方にはおすすめの一本です。

ちなみに、SIGMAは日本製で、丁寧な作りが評判です。

最短撮影距離が25cmと短めなのですが、焦点距離的にマクロ風な物撮りは難しいです。
後は、67mmの大口径なので、400gオーバーとまぁまぁ重いです。

【24mm】SONY SEL24F18Z Sonnar T* 24mm F1.8 ZA

焦点距離24mm(36mm)
F値F1.8~F22
最短撮影距離16cm
フィルター径49mm
重さ225g

「ZEISS」の青地に白の刻印が魅力的なカールツァイスレンズです。
神レンズと言われたりしてますが、筆者も単焦点はこれをメインで使用しています。

広角寄りなので、風景は綺麗にこなせるのですが、このレンズの凄いところは、最短撮影距離16cmということです。
ぐっと被写体に寄れるので、かなりいい感じのボケと、マクロ風な物撮りやポートレートも可能となっている万能レンズです。

個人的にかなり使用頻度が高いので、別でレビュー記事書いてます。
興味のある方は、是非ご覧ください

【30mm】SIGMA DC DN Contemporary 30mm F1.4

焦点距離30mm
F値F1.4~F16
最短撮影距離30mm(45mm)
フィルター径52mm
重さ265g

こちらはまたSIGMAのレンズです。F値1.4が魅力的なレンズです。
画角も標準的で、バランスの良いレンズですね。

風景を広角で撮りたい!という方以外にとっては、このレンズはとても使いやすいと思います。

比較的人間の視野に近いので、見たままの情景が映せるのもまた特徴です。

【35mm】SONY SEL35F18 35mm F1.8 OSS

焦点距離35mm(52.5mm)
F値F1.8~F22
最短撮影距離30cm
フィルター径49mm
重さ154g

結構Eマウントレンズおすすめで調べると目にすることが多いのではないでしょうか。

広角な風景を撮りたい方には向いてないと思いますが、技術によっては味のある写真が撮れるレンズだと思います。

本記事で紹介している中で、人間の視野に最も近い単焦点レンズなので、よく言えば扱いやすく、悪く言えば無難な写真になりやすいことでしょうか?
技術次第ではあると思いますが。

物撮りやポートレートの場合は、自然と良い写真になるでしょう。
後、コンパクトで軽いのもいいですね。

 

【50mm】SONY SEL50F18 50mm F1.8 OSS

焦点距離50mm(75mm)
F値F1.8~F22
最短撮影距離39cm
フィルター径49mm
重さ202g

かなり中望遠気味になります。

マクロな物撮りや、人物が大きく映ったポートレート等、撮りたいものや構図が明確にある人は、満足できるレンズだと思います。

ただ、風景や集合写真を撮るのは難しいかもしれません。
風景については、風景の中の一部を切り取るイメージになるのでしょうか。
望遠カメラで風景と撮っている人の構図を参考にするといいかもしれません。

筆者のおすすめレンズは…

一番のおすすめは、カールツァイスレンズのSEL24F18Zです。

次のおすすめとしては、SIGMAのDC DN Contemporary 30mm F1.4です。

やっぱりバランスって重要ですよね。
余談ですが、SEL24F18Zは描画力が半端ないです。流石のカールツァイスレンズです。

作例等、下の記事に載せています。

最後に

レンズ選びの参考になれば幸いです。

単焦点レンズを手に入れて、最高のカメラライフを送りましょう!

ここまで読んでくださり有難うございました。

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