鉄鍋(鉄フライパン)の魅力
下準備や使用後のお手入れ、重さもずっしりあるので使いにくい…
様々な理由から使うのを躊躇いがちな鉄鍋ですが、いい面もたくさんあるので、まずは鉄鍋の魅力をご紹介していきます。
鉄フライパンとは
なんといっても、丈夫で、ずっと使えるのが鉄フライパン。
テフロン加工などのフライパンは、高温で表面の加工が剥がれてしまったりしますが、鉄フライパンは高温でも調理できるので、手入れさえきちんとすればずっと使えます。
普通のフライパンは、焦げがついてしまったときに、たわしでこすると傷がついてしまいがちですが、鉄製フライパンはとても丈夫にできているので、金だわしでこすることもできます。
また、ほかのフライパンに比べて重さがあります。
使い始めは、私も腕がつらいと思っていましたが、慣れてしまえば重さは気にならなくなりました。
このように様々な特徴がある鉄フライパンですが、個人的に魅力を感じているポイントを3つご紹介します。
半永久的に使用できる
テフロン加工やアルミ製のフライパンは、傷つきやすかったり、機能が失われやすかったりするので丁寧に扱わないといけませんが、上述した通り、鉄フライパンは高温調理も可能な丈夫なフライパンです。
焦げ付いたりこすったり傷ついたりしても、加工が剥がれることもないので、ずっと使うことが出来ます。
濡れたまま放置していると、サビが出やすいですが、できるだけすぐに洗って空焼きをし、できたら油ならしをすることで、何年も年十年もずっと長く使えます。
熱伝導が優れているので、短時間で調理できる
テフロン加工のフライパンは表面の樹脂が剥がれるため、高火力を控えなければなりませんが、鉄フライパンはガンガン高温調理OK。
高温で調理できるため、外はカリッと、中はふっくらを体現できる最適なフライパンだと思っています。
また、炒め物などは水分を飛ばしながら、素早く調理することが出来ます。
さらに、高熱に強く油なじみも良いので、きちんとメンテナンスをしていれば、食材がくっつきにくくなります。
調理するだけで鉄分補給ができる
これを知った時は本当に驚きました。
実際、鉄フライパンで調理をすることで、料理で鉄分を摂取できることが実証されているそうです。
実は、私が鉄フライパンを使い始めた理由はこれです。
私はずっと貧血だったので、微量でも作った料理で鉄分補給ができるのは嬉しいと思い、鉄鍋を使い始めました。
サジーというドリンクなどと併用してはいましたが、今では鉄材を飲まなくても健康診断で貧血に引っかかることはなくなりました。
健康意識が高い方には、とてもおすすめです!
鉄鍋はドイツ製のTurk(ターク)がおすすめ!
今まで私は大小2サイズの鉄フライパンを使用していました。
しかし、私が使用しているフライパンは両方とも少し深めなので、グリルやソテーしたものをひっくり返す時にやりにくいことが気になっていました。
そんな時、Yutoがみつけてくれたこの”Turk”という鉄フライパンに出会いました。
この鉄フライパンを購入してから、ほぼすべての料理に使用しているほど気に入ったので、紹介していきたいと思います。
Turkフライパンの種類
ターククラッシックとは
ドイツ製で、職人が1つ1つ手作りしたつなぎ目のない一体型のフライパンです。
この鉄フライパンで調理しただけで、どんな料理もおいしくなりそうな気がしてきます。
ターク クラッシック
熟練した鍛冶職人のアルバート=カール・タークが1857年にターク社を創業。
鉱山のあるルール地方、ドイツの鉄製品製造の中心地に工場を構え、代々技術を 受け継ぐ職人によりクラシックなフライパンを作り続けています。
鉄の塊(銑鉄)を真っ赤に熱し、何度も叩いて成型し鍛造で仕上げたのがクラシックシリーズ。
強靭でつなぎ目のない一体型のフライパンと、オーブンにも食卓にも持ち運びしやす取手付きのグリルパン、どちらも適切なお手入れをすれば半永久的にご使用いただけます。
熱まわりがよく蓄熱性に優れているので、食材の持ち味を十分に引き出しながらじっくりと安定した調理が可能です。
厚い肉の塊も温度が下がりにくく水分をよくとばすため、外はカリッと、中は肉汁を留めたジューシーなステーキが焼けます。
野菜もシャキッと歯ごたえよく、卵焼き やパンケーキ、トースト等も焼きムラができず程よい焼き色を付けます。
職人によって一つ一つ鍛錬仕上げされたクラシックシリーズは、無骨で荒々しい佇まいですが、使い込むほどに馴染み、鉄肌も艶を増してより味わい深くなっていきます。
Turk クラッシックには2種類のフライパンがあります。
- クラッシックフライパン
→取っ手が1つついているタイプで、8種類のサイズがあります。
大きさは、使用用途によって、目玉焼きからパンケーキ、チキンやアウトドア食材の盛り合わせをグリルして楽しむこともできるサイズ展開です。 - クラッシックグリルパン
→取っ手が両側についていて、持ち運びやすい日本オリジナルの商品です。
クラッシックグリルパンには4種類のサイズがあります。
大きさは、オーブンに入るパイやグラタンからパエリアやすきやきなども楽しめるサイズ展開です。
次に、私が愛用している”プレスパンシリーズ”も併せて紹介していきます。
タークプレスパンシリーズとは
Turkクラッシックのあとに開発され、機械生産で作られた鉄フライパンです。
私はこちらのプレスパンシリーズを愛用しております。
※こちらのほうが、値段が少し安いのです!
ターク プレスパン
鍛造のハンドメイドで作られるクラシックフライパンに並行して戦後の需要増加に対応できるものをと開発されたのがプレスパンシリーズです。
機械生産の為、ハンドメイドに比べて生産量も多く、浅型、深型、ベントハンドルなどバリエーションも多いため、お客様の用途に合わせて選ぶことができ、お料理の幅が広がります。
また鍛造のクラシックフライパン同様、蓄熱性に富み、食材の持ち味を生かしつつじっくりと焼き上げることができます。
使えば使うほど馴染み、風合いが増すのもハンドメイド同様、ご自身で育てる楽しみのあるプレスパンをぜひ末長くご使用ください。
- 大、小の深さがある
- ハンドル部分は溶接でできている
- フック型でかけられるハンドルタイプと、
ベント型でオーブンに入れられるタイプがある - デザインによる網目模様がほどこされている
※プレスパンの網目の模様はクラシックパンと区別するためのデザインとして施されており、機能による理由ではない
の4つです。
私はベントハンドルタイプのプレスパンを使っています。
理由は、場所をとらない上に、オーブンにそのまま入れることもできるからです。
クラッシックシリーズを使用したことがないので、使用感の違いに関するコメントはできませんが、今のところはこのプレスパンに不便を感じていないので、今後もじっくり使い続けていきたいと思います。
Turk プレスパンシリーズのベントハンドルフライパンを実際に使ってみた
実際に、Turkを使って料理をして驚いたことが2つあります。
- 火の通りがすごく早く、しっかりしていること
- 素材の味を今まで以上に感じることが出来ること
ホームページで謳っている通り、実際に調理をしてみると、食材への熱の周りが良く、蓄熱性にすぐれているので、すぐに火が通ります。
さらに、食材の素材の味を生かしつつ、じっくりと焼き上げることができます。今まで使用していた鉄フライパンよりも、なぜか美味しく感じました。
ぜひ多くの人にこの美味しさを味わっていただきたいです。
使い方とお手入れ方法
Turkのフライパンを長く使用するために、絶対に行っておきたいことがあります。
- フライパンの汚れを落とすために、クリームクレンザーとスチールたわしで、フライパンの内側を底面・側面ともにしっかりこする。
水気をふき取り、植物油(1cmくらいの深さ)を注ぎ、塩、野菜くずを入れて弱火をかける(私は人参とオクラのヘタを使用しました)。
- ヘラでフライパンの縁まで油をなじませ、野菜くずが茶色に色付くまで弱火で10分ほど熱しながらヘラで混ぜる。
- 火を止めて野菜くずと塩を拭き取り、ぬるま湯で洗い流す。
- ペーパータオルで水気を拭き取りフライパンを火にかけ、水気を飛ばして焼き慣らす。
商品を購入したときにもきちんと説明書きが同封されてくるので、参考にしながら行ってみてください。
また、調理後のお手入れ方法としては、
たわしでしっかりと汚れを落とし、お湯で洗い流した後、火にかけて水気を飛ばす
これに尽きます。
初めの焼き慣らしで油が馴染みやすくなっているので、火にかけた後に油を塗らなくても大丈夫なところが、うれしいポイントです。
ターク プレスパンシリーズの商品ラインナップ
取っ手がフックになっているハンドルタイプのプレスパンには、
浅型は5種類
深型は2種類
のサイズ展開があります。
取っ手が短くオーブンなどにも入れられるベントハンドルタイプのプレスパンは、
浅型は3種類
深型は2種
のサイズ展開があります。
私が使用している、浅型で一番小さいサイズはこちら▼
また両側に取っ手のついたグリルパンタイプのプレスパンは、
7種類のサイズ展開があります。
詳しくは公式ホームページやAmazon,楽天,Yahoo!の販売ページでCheckしてみてください。
ターククラッシックシリーズはこちら▼
Turk プレスパンで実際に調理してみた
まだ写真は少ないですが、TwitterなどにUPしています。
本当に、このフライパンで調理を始めてから、料理をさらにおいしく感じるようになりました。
これからもUPしていきたいと思いますので、よかったら覗きに来てください。