在宅ワークが増え、自宅の机にいる時間が長くなったことから、快適なパソコンデスクが欲しいと考えるようになりました。
欲しいと思える机がなかなか売っていなかったことから、「作ってしまおう」という考えに至りました。
完成したPCデスク
完成したPCデスクはこちらです。
パソコンデスクに求める条件
筆者の考える理想のPCデスクは、以下の条件が揃っていることです。
- キーボードスライダー収納がついていること
- 天然木であること(木目調と雰囲気)
- 広々サイズであること
- カスタマイズ性が高いこと
完全に個人的なアレなのですが、キーボードスライダーは必須でした。
その名の通りキーボードを収納してもよし、小物を入れるのよしということで…
最近は木目風~とか木目の模様がついているだけの机が多く、
それがあまり好みではありませんでした。
サイズは、普段DTMや基本在宅ワークということもあり広い方が良かったです。
(意外と求めるサイズが売ってなかったです。)
あと木なので、配線まとめたり色んな工夫ができるカスタマイズ性も魅力的ですね。
揃えた材料と費用
作成にあたり、以下の材料を揃えました。
- 杉の無垢ボード
- テーブル脚パーツ
- 塗装用ワックス
- 紙やすり
- スライドレール
- スライドレール用ブラケット
- 取付ネジ
ここまでの、材料のみの値段はおおよそ15,000円です。(サイズなど詳しくは後述)
※ホームセンターで木材を購入した後に〈カット~配送〉までしてもらったので、材料費以外に別途10,000円ほどかかりました。
また、カットしてもらった木材を配送してもらう場合は別途送料がかかります。
詳しくはホームセンターなどの販売店に問い合わせてみてください。
杉の無垢ボード
購入した杉の無垢ボードはこちらになります。
- サイズ:横1820×縦910×厚み24㎜
- 値段:4,980円(税抜)
木材も一枚一枚特徴が全く違うので、木目も様々です。
気に入った木目の無垢ボードが見つかるまで、たくさん比べました。
この一枚の無垢ボードを使って
・天板
・キーボードスライダー
の分をとります。
ホームセンターには木材加工コーナー(有料)が併設されていたので、希望のサイズをカットオーダー用紙に記入し、カットしてもらいます。
余った木材はもらえます。
カットしてもらうときは、あそびが3㎜ほど発生するので、設計には注意しましょう。
テーブル脚パーツ
テーブル脚パーツを選んだポイントはこちら。
・木製よりも金属製のほうが丈夫そうである
・加工の必要がなく、取り付けが楽
・スタイリッシュなデザイン
これらを踏まえて、下記の金属製のパーツを購入しました。
マグネットもつけられるので、後付けでフックなどもつけられます。
色も二色展開なので、部屋のインテリアに合わせて選べます。
塗装用ワックス
塗料を選んだポイントはこちら。
・アンティーク調の色合いに仕上げる
・手軽に塗り直しができる
・表面の保護力、木の質感を残す
たどり着いたのが、英国王室御用達ともいわれるBRIWAXです。
色の種類もたくさんあります。
BRIWAXは、水がかかったり熱が加わったりする場所(食卓や外向けインテリアなど)には向きませんので、ご注意ください。
紙やすり
塗料を綺麗に塗布するためには、丁寧なやすりがけが必須です。
やすりの目の粗いものからはじめて、最後は細かいものでやするときれいに仕上がります。
様々な粗さのやすりが入っているセットを購入しました。
スライドレール
デスクには引き出しを付けずに、作業スペースと収納を兼ね備えるキーボードスライダーを作成しました。
キーボードスライダーの奥行・板の厚みと、レールのサイズが一致するかを確認します。
耐久性もありしっかりしたキーボードスライダーです。
レールを収納したときに、カチッと止まるのも良いです。
スライドレール用ブラケット
頑丈なスライドレールとモノを載せたキーボードスライダー天板をしっかりと支えるため、スチール製の頑丈なブラケットを購入しました。
デスクの天板からキーボードスライダーの天板までの空間(高さの幅)をどれくらいにするかで、ブラケットの穴の位置を考え、選びます。
取付ネジ
ネジ頭の大きさ・ネジの太さ・ネジの長さが、ブラケットやキーボードスライダーを取り付ける穴、木材の厚みに合うかどうかを確認します。
木材に直接打ち込むため、木材の厚みからはみ出ないようなネジの長さであり、頑丈そうなものを選びました。
皿ネジなので、仕上がりの凹凸も気になりません。
使用した工具
PCデスクを自作するにあたって購入した工具があります。
ボッシュ(BOSCH) 電動ドライバー
正直、電動ドライバーは必須でした。
普通のドライバーでもできないことはないと思いますが、圧倒的に効率が上がります。
ねじ止めのスピードを圧倒的に早めて作業効率を上げてくれます。
作り方(別記事)
作り方は、こちらの記事で紹介しております。
ホームセンター、Amazonでこれらのすべてを揃えました。
豊洲にあるビバホームはとても広く、木材や加工道具、工具も豊富にあり何でもあります。
また、カット+配送もスムーズに行ってもらえるので、おすすめです。
DIYに興味がある方は、是非一度足を運んでみることをおすすめします。